投稿論文 症例報告
妊娠を契機に発症した後天性血栓性血小板減少性紫斑病に対しステロイド投与を併用した血漿交換療法で寛解が得られた1症例
岡 綾乃
1
,
巻野 将平
,
江木 盛時
,
溝渕 知司
1神戸大学医学部附属病院 麻酔科
キーワード:
Methylprednisolone
,
Prednisolone
,
血漿交換
,
血小板計数
,
自己抗体
,
紫斑病-血栓性血小板減少性
,
胎児死亡
,
妊娠合併症-血液系
,
ADAMTS13 Protein
Keyword:
Autoantibodies
,
Fetal Death
,
ADAMTS13 Protein
,
Methylprednisolone
,
Plasma Exchange
,
Platelet Count
,
Purpura, Thrombotic Thrombocytopenic
,
Prednisolone
,
Pregnancy Complications, Hematologic
pp.992-996
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021354601
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29歳、女性の症例である。妊娠20週0日に血小板減少と子宮内胎児死亡を指摘され当院へ紹介となった。妊娠を契機に発症した後天性血栓性血小板減少性紫斑病と診断し血漿交換を施行したが、その後再燃し、ステロイド投与を併用した血漿交換により再寛解が得られ、母体救命ができた。
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