特集 乳幼児健診でよくある疑問・相談への対応
皮膚・爪
25 日焼け止め・虫よけ
-「日焼け止めはどれがよいか」「保湿剤・日焼け止め・虫よけを塗る順番」など
堀向 健太
1
1東京慈恵会医科大学葛飾医療センター小児科
pp.1329-1333
発行日 2024年11月30日
Published Date 2024/11/30
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003257
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ここがポイント
☑紫外線は皮膚に炎症反応を引き起こし,長期的には皮膚癌や白内障のリスクを上昇させる.
☑小児の皮膚は紫外線に敏感なため,SPF15以上の日焼け止めを使用し,適切に塗布する.
☑日焼け止めの成分は紫外線吸収剤と紫外線散乱剤に大別され,それぞれに利点と欠点がある.
☑虫刺症はさまざまな節足動物によって引き起こされ,蚊はとくに重要な媒介生物として注意が必要である.
☑虫よけの主成分にはディート,イカリジン,植物由来成分があり,年齢や使用状況に応じて選択する.
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