Japanese
English
臨床研究
保湿剤の容器形状が患者のアドヒアランスに及ぼす影響
Effect of moisturizer container design on patient adherence to topical therapy
杉山 晃子
1
,
高松 紘子
2
Akiko SUGIYAMA
1
,
Hiroko TAKAMATSU
2
1国立病院機構福岡病院,アレルギー科
2高松ひろこ皮フ科,福岡市
キーワード:
アトピー性皮膚炎
,
アドヒアランス
,
保湿
,
ポンプ式ローションボトル
Keyword:
アトピー性皮膚炎
,
アドヒアランス
,
保湿
,
ポンプ式ローションボトル
pp.1437-1441
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000006086
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アトピー性皮膚炎の治療において,保湿剤は全治療段階での併用が推奨され,日常臨床においては抗炎症外用薬と混合する場合も少なくないが,混合薬の処方は奨励されてはいない。本研究は,ポンプ式容器の保湿剤が併用や混合のしやすさ,使用感,治療効果に与える影響を調査した。アンケートの結果,約80%の患者が使用感や混合のしやすさに肯定的であり,治療時間の短縮や効果の改善を実感したとの回答が多かった。特に,容器形状を変更した患者においては,70%以上が効果の向上を報告した。ポンプ式容器を今後も使用したいと回答した患者は約80%であった。定量吐出型ボトルは,外用治療の効率化および効果向上に寄与する可能性が示唆された。

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