Dr.斎田の皮膚科診断講座
Dr.斎田の皮膚科診断講座(51)
斎田 俊明
1
Toshiaki SAIDA
1
1信州大学名誉教授
pp.335-337
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002436
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症例情報 70歳代の男性。20年ほど前に左第1趾爪甲の一部が褐色調を帯びているのに気づいた。徐々に広がって,少し濃くなってきたという。初診時,同趾爪甲の全幅17mmに及ぶ図1のような色素性病変が認められた。図2は同爪甲外側方部の,図3は内側方部のダーモスコピー像,図4は後爪郭の色素斑の拡大ダーモスコピー像である。
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