綜説
円錐角膜に対する最近の治療
中村 恭子
1
,
妹尾 正
1獨協医科大学 眼科学教室
キーワード:
Riboflavin
,
角膜移植
,
円錐角膜
,
コンタクトレンズ
,
紫外線療法
,
全層角膜移植
,
眼内レンズ移植
,
レーザー角膜手術
,
有水晶体眼内レンズ
,
デスメ膜剥離角膜内皮移植
,
角膜熱形成術
,
角膜リング
Keyword:
Contact Lenses
,
Keratoconus
,
Riboflavin
,
Ultraviolet Therapy
,
Keratoplasty, Penetrating
,
Corneal Transplantation
,
Lens Implantation, Intraocular
,
Corneal Surgery, Laser
,
Phakic Intraocular Lenses
,
Descemet Stripping Endothelial Keratoplasty
pp.953-966
発行日 2016年9月5日
Published Date 2016/9/5
DOI https://doi.org/10.18888/J00293.2017027200
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近年、円錐角膜が原因で、コンタクトレンズの装用による視力矯正が困難になった例に対して、角膜実質内リング片、角膜熱形成術、有水晶体眼内レンズなどの視能矯正方法や、角膜クロスリンキングといった病態進行を抑制する試みがなされている。しかし、最終的な治療法として角膜移植が行われている現状に変わりはない。これらの円錐角膜に対する各治療法についての最近の取り組みやparadigm shiftについて述べた。
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