特集 循環器疾患+αを考える!他領域疾患併発患者への治療戦略
治す 睡眠呼吸障害合併心不全の治療
百村 伸一
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター
キーワード:
心不全
,
オクルーザルスプリント
,
睡眠時無呼吸-中枢性
,
睡眠時無呼吸-閉塞性
,
在宅酸素療法
,
非侵襲的陽圧呼吸
,
持続気道陽圧
,
心不全-拡張期
Keyword:
Heart Failure
,
Occlusal Splints
,
Sleep Apnea, Obstructive
,
Sleep Apnea, Central
,
Continuous Positive Airway Pressure
,
Heart Failure, Diastolic
pp.284-291
発行日 2019年3月9日
Published Date 2019/3/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019129517
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<Point>1 心不全に高率に合併する睡眠呼吸障害(SDB)は心不全の予後不良と関連している。2 心不全に合併する閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)には持続気道陽圧(CPAP)が最も有効で、心機能の改善が期待できるが心不全の予後改善効果についてはエビデンスが不足している。3 心不全に合併する中枢性睡眠時無呼吸(CSA)に対してはASVが最も有効であるが、予後改善効果についてはネガティブエビデンスがあり、適応は慎重に検討されなければならない。
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