特集 アブレーションの常識・非常識 その治療、的確ですか?
治す 房室結節リエントリー性頻拍の新分類に基づいたアブレーション
金古 善明
1
1群馬大学 大学院医学系研究科循環器内科学分野
キーワード:
His束
,
X線透視検査
,
三尖弁
,
心電図
,
大動脈弁
,
洞房結節
,
分類
,
カテーテルアブレーション
,
頻拍-房室結節リエントリー性
,
心外膜マッピング
,
Koch三角
,
個体差
,
洞性調律
Keyword:
Aortic Valve
,
Bundle of His
,
Classification
,
Electrocardiography
,
Fluoroscopy
,
Sinoatrial Node
,
Tachycardia, Atrioventricular Nodal Reentry
,
Tricuspid Valve
,
Catheter Ablation
,
Epicardial Mapping
pp.585-591
発行日 2018年6月9日
Published Date 2018/6/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2018307910
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<Point>1 Fast-slow AVNRTは、Koch三角に対する心房最早期部位の部位により、inferior typeとsuperior typeに大別される。2 Superior slow pathwayは、compact nodeより膜性中隔後方をKoch三角上方さらに三尖弁輪に沿って伸展していると推定されるが、その長さには個人差があるようである。3 Superior slow pathwayのアブレーションは、その心房端と考えられる心房最早期部位をターゲットの1つとするが、三尖弁輪周囲あるいは無冠尖内において成功しうる。
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