特集 救急放射線診断へのアプローチ
胸部 閉塞性肺疾患と急性病態の合併
松本 純一
1
,
昆 祐里
,
大熊 正剛
,
細井 康太郎
1聖マリアンナ医科大学 救急医学救急放射線部門
キーワード:
胸部X線診断
,
呼吸不全
,
肺気腫
,
肺疾患-閉塞性
,
肺水腫
,
胸部CT
Keyword:
Lung Diseases, Obstructive
,
Respiratory Insufficiency
,
Pulmonary Emphysema
,
Pulmonary Edema
,
Radiography, Thoracic
pp.142-144
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019006669
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<診断のポイント>
・急性呼吸不全の画像診断では、必ず水力学的肺水腫の可能性を念頭に間質肥厚がないか確認する。CTでは、肺尖部と肺底部で亀甲模様がないかを確認する。
・肺気腫や既存病変があると、新たに加わった病変の画像所見は修飾される。目の前の所見一つ一つを解きながら、そして解釈を統合しながら診断していく。
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