特集 いまさら聞けないSPECT,SPECT/CT
序説
中谷 航也
1
1京都大学大学院医学研究科 放射線医学講座(画像診断学・核医学)
pp.641-641
発行日 2026年6月26日
Published Date 2026/6/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000003420
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放射線医学のなかの1分野としての核医学を現在牽引しているのは,PETとセラノスティクスの2領域といってよい。前者ならばアミロイドPET,フルシクロビンPET,PSMA-PETといった新たなPET診断,後者ならばPRRT,131I-MIBG治療,PSMA-RLTに代表される核医学治療,これらは10年前ならば主として論文や海外発表を通じて一部のアカデミアに属する核医学研究者のみが追いかける先端的領域であったが,現在ではすでに国内でも保険診療として実装され,日常診療の一部となりつつある。加えて製薬業界においても,radio pharmaceuticalは創薬と放射線医学を結ぶ新たな成長領域として大きな注目を集めるブルーオーシャンであり,近い将来に黒船のようにメガファーマの本格参入が加速することは想像に難くない。

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