特集2 頭部MRIをさらに有効にする撮像オプション
序説
土屋 一洋
1,2
,
五明 美穂
1
1杏林大学医学部 放射線医学教室
2JR東京総合病院 放射線科
pp.471-471
発行日 2024年4月26日
Published Date 2024/4/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001639
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画像診断業務の日常では,MRI検査のなかで頭部が占める割合はどの施設でも大きい。通常の流れでは依頼医からのオーダーの内容により,前もって施設で決められたプロトコルを選定して運用されていることがほとんどである。T1強調像,T2強調像,FLAIR像,拡散強調像,3D–TOF法のMRAといった基本パターンがあるが,これらにしても2D,3Dのいずれにするかを検討し,2Dであれば撮像方向を疑われている病態に応じて適切に決めていく。これらを前もって定めたプロトコルが病態に併せて用意されており,それを適用している施設が大多数と考えられる。
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