特集1 適応拡大の今こそ知りたい NBCA
序説
田島 廣之
1
1埼玉医科大学国際医療センター画像診断科
pp.401-401
発行日 2024年4月26日
Published Date 2024/4/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001630
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
一昔前となってしまいましたが,2013年2月号の本誌Current Topics「NBCAを用いたIVRの実際:私はこうしている」で,以下の序文を書かせていただきました。Interventional Radiology(IVR)に際して,n-butyl-2-cyanoacrylate(NBCA)を塞栓物質として使用することが日常的となってきている。しかしながら各施設においてその適応あるいは実際の使用法はばらばらであり,いまだ確たるエビデンスはない。先進的施設ではかなりのところまで適応を拡大し,特殊な使用法を用いて優れた成果を発表しているが,塞栓後の再開通あるいは合併症の報告も散見されるようになってきた。
Copyright © 2024, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.