特集1 絶対苦手分野にしない 鼻副鼻腔病変の画像診断
序説
浮洲 龍太郎
1
1北里大学医学部 放射線科学画像診断学
pp.245-245
発行日 2023年3月26日
Published Date 2023/3/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001190
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勤務先が耳鼻咽喉科を標榜していなくとも,頭部のCTやMRIで偶発的に副鼻腔の腫瘤を認めた,18F–FDG PETで鼻腔にFDGの異常集積を認めた,などの理由から鼻副鼻腔のCTやMRIが施行され,診断レポートの作成に迫られた経験はないでしょうか? 普段は頭頸部画像診断にほとんどかかわらないけれど,鼻副鼻腔のCTをなんとなく危うい思いをしながら読影せざるをえなくなったことはありませんか? そんなときほとんどの先生方は頭頸部領域の画像診断に関連する書籍を引っぱり出し,それを参考にしながらレポートを作成していることと思います。
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