特集 いま考えたい 新興・再興感染症の画像診断
COVID–19の臨床
森兼 啓太
1
1山形大学医学部附属病院 検査部・感染制御部
キーワード:
新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019;COVID–19)
,
肺炎(pneumonia)
,
胸部CT(chest CT)
Keyword:
新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019;COVID–19)
,
肺炎(pneumonia)
,
胸部CT(chest CT)
pp.1138-1147
発行日 2021年9月26日
Published Date 2021/9/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000751
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2020年初頭から世界的大流行となっているCOVID–19は,1年半以上が経過した現在でも引き続き流行の勢いが衰えない。多くの患者と死者が発生し,回復した者も後遺症に悩まされる場合もある。一方,1年も経たずにワクチンが開発され,国内外で接種が進んでいる。無症状者が感染を拡大する点が本感染症の最も制御しにくい点である。診断や臨床経過には胸部CTによる画像診断が有用である。
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