特集 じっくりじんわり神経診察―実臨床での胆力をつけるために
Overview
症候学は謎解き学
岩田 誠
1,2
Makoto IWATA
1,2
1メディカルクリニック柿の木坂
2東京女子医科大学
キーワード:
症候学
,
記号学
,
Onuf-Mannen’s nucleus
,
核性顔面麻痺
Keyword:
症候学
,
記号学
,
Onuf-Mannen’s nucleus
,
核性顔面麻痺
pp.1075-1080
発行日 2018年12月1日
Published Date 2018/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_1075
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Summary
▪神経症候学は,単なる病気や病態の診断法ではなく,臨床所見を記号とみなして,その記号の意味解読を行うものであり,神経系の構造や働きの謎を解明していく営みである.本稿では,そのような謎解き学の実例をいくつか紹介してみたい.
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