特別寄稿
胸部外科教育施設協議会(J-CONNECTS)って知っていますか?
板東 徹
1
,
德永 滋彦
2
T. Bando
1
,
S. Tokunaga
2
1胸部外科教育施設協議会/聖路加国際病院呼吸器センター
2胸部外科教育施設協議会/JCHO九州病院心臓血管外科
pp.124
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu79_124
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胸部外科教育施設協議会[Japanese Council of Designated Teaching Institutions for Cardio-Thoracic Surgery(J-CONNECTS):https://www.jpats-dic.jp/]は,大学病院を除いた全国638(2025年6月20日現在)の国公私立病院の胸部外科医が参加する組織です.あまり聞きなれない名前かもしれませんが歴史は古く,1985年に日本胸部外科学会指定施設協議会として発足し,2006年に日本胸部外科学会教育施設協議会,2018年に現在の胸部外科教育施設協議会となりました.設立以来,臨床第一線の市中病院の胸部外科医が医療安全,医療経済,労働環境,チーム医療,若手外科医教育などの臨床的課題に関して意見交換し,交流を深めてきました.現在は,特に心臓血管外科・呼吸器外科専門医をめざす若手胸部外科医の臨床研修支援活動と,会員施設の人材リクルート支援を通じた臨床教育体制の充実を図る活動に重点的に取り組んでいます.具体的には日本心臓血管外科学会U-40が全国で行っているbasic lecture course(BLC)に関して各支部におけるハンズオンセミナーの講師を本協議会から派遣するなど,次世代の胸部外科医の育成に力を入れています.また,胸部外科医にとって主要学会である日本胸部外科学会および日本心臓血管外科学会の理事会に協議会の代表者がオブザーバーとして参加し,主要学会とも密接な関係を築き,市中病院の胸部外科医の声を学会に届けることに努めています.
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