慢性疾患となった骨髄腫-どのように診断するか? どのように付き合っていくか? 骨髄腫治療薬の温故知新
その他の新規治療薬
今井 陽一
1
1東京大学医科学研究所附属病院 血液腫瘍内科
キーワード:
骨髄腫-多発性
,
c-akt癌原遺伝子タンパク質
,
Panobinostat
,
Dinaciclib
Keyword:
Multiple Myeloma
,
Proto-Oncogene Proteins c-akt
,
Panobinostat
,
Dinaciclib
pp.893-895
発行日 2017年10月1日
Published Date 2017/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017361083
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thalidomide・lenalidomideなどの免疫調節薬あるいはbortezomibなどのプロテアソーム阻害薬と異なる作用機序のHDAC阻害薬が,再発・難治骨髄腫の新規治療薬として導入された.細胞内シグナル伝達分子AKTや細胞周期の制御に関わるCDKなどのキナーゼ阻害薬が骨髄腫の新規治療薬として開発されている.
©Nankodo Co., Ltd., 2017