肝臓を診る-肝臓病のキモ 肝疾患診療総論
病理 何がわかる?どんなときに必要?
原田 憲一
1
,
吉村 かおり
,
池田 博子
1金沢大学 医薬保健研究域医学系人体病理学
キーワード:
薬物性肝障害
,
肝硬変-胆汁性
,
肝臓疾患
,
鑑別診断
,
生検
,
胆管炎-硬化性
,
肝炎-自己免疫性
,
肝疾患-非アルコール性脂肪性
Keyword:
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Liver Cirrhosis, Biliary
,
Liver Diseases
,
Cholangitis, Sclerosing
,
Hepatitis, Autoimmune
,
Chemical and Drug Induced Liver Injury
,
Non-alcoholic Fatty Liver Disease
pp.1097-1100
発行日 2017年6月1日
Published Date 2017/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017264367
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非定型例やオーバーラップが疑われる症例は肝生検による診断の確認が必要である.定型例と考えられる症例でも進行度(病期)や活動性(病勢)の把握,また予後予測が可能な疾患では肝生検が有用である.薬物性肝障害は常に鑑別としてあげる必要がある.
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