発行日 2001年4月1日
Published Date 2001/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2001208750
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症例は67歳女で,大腸癌の術後にTegaful/uracil配合薬2g/日の内服投与を受けていたところ,投与開始から約3ヵ月目ころより軽度の黄疸が出現し,次第に増強した.臨床経過から同配合薬による溶血性貧血を疑い,投与を中止したところ症状は改善した.貧血を生じた機序として薬剤による赤芽球系細胞のDNA合成障害等が考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2001