特集 胆道疾患の画像診断─基本から最近の進歩まで─
序説
大友 邦
1
1東京大学大学院医学系研究科放射線医学講座
pp.625-626
発行日 2015年4月25日
Published Date 2015/4/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZK.0000002019
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本特集は,胆道疾患への理解を深めるとともに画像診断の精度を高めることをめざしている.まず,基礎となる解剖学のポイント,臨床病理学の最近の知見,そして放射線科医が直接施行する機会のない内視鏡検査の最前線について解説していただいた.各論では,(究極のcommon diseaseでもある)結石症とともに,時に鑑別に苦慮する胆管癌と胆管炎,胆嚢癌と胆嚢炎について取り上げた.また,通常の施設では経験する機会が限られている乳児胆汁うっ滞性疾患と,50~60代の胆道悪性腫瘍の危険因子として重要な膵・胆管合流異常には個別に章を設けた.ご多忙にも関わらず,ご執筆いただいた皆様に改めて心より感謝申し上げます.(冒頭より)
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