特集 解剖学的構造を念頭においた中枢神経疾患の画像診断
序説
田岡 俊昭
1
1奈良医科大学附属病院中央放射線部
pp.461-461
発行日 2015年3月25日
Published Date 2015/3/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZK.0000001992
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一般に“放射線科医は解剖が好き”である.解剖学者や発生学者がミクロの彼方に去ってからは,肉眼解剖の場に残っているのは放射線科医だけかもしれない.我々が業務として日々触れている画像でみられる疾患の姿は,背景にある解剖と密接につながっていることはいうまでもない.診療のための主な画像法が単純X線撮影から血管造影,CT,MRI へと移り変わっていくとともに,画像診断に求められる解剖もまた変化してきた.(冒頭より)
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