ここが知りたい!
画像診断2014年2月号特集「個別化治療時代の肺癌画像診断」
楠本 昌彦
1
,
松尾 芳雄
2
1国立がん研究センター東病院放射線診断科
2九州大学大学院医学研究院臨床放射線科学
pp.932-933
発行日 2014年6月25日
Published Date 2014/6/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZK.0000001473
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薬剤性肺障害が基本的には両側性に起きることは理解できますが,片側性に起きることはきわめて稀(鑑別からまず外すべき)と考えてよろしいのでしょうか? 2月号p.190の図2(右図)では,健側肺にのみ起こることもある,とありますが,患側肺や術後側の肺にみられることもあるのでしょうか?
「放射線治療後に胸壁内に腫瘤状の線維化が起きることがある」(2月号p.217参照)との記載ですが,CTガイド下生検が行われた症例では,胸壁への播種との鑑別が重要だと思いました.胸壁内線維化病変の画像や臨床経過の特徴について,もう少し詳しく教えてください.
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