特集 臨床工学技士新人教育の充実を目指して─フレッシャーをどのように育てるか─
卒後教育としての(公社)日本臨床工学技士会の取り組み
野村 知由樹
1,2
1公益社団法人日本臨床工学技士会副理事長
2医療法人医誠会都志見病院臨床工学部
キーワード:
日本臨床工学技士会
,
スキルアップ
,
臨床工学技士認定制度
,
生涯教育
Keyword:
日本臨床工学技士会
,
スキルアップ
,
臨床工学技士認定制度
,
生涯教育
pp.664-669
発行日 2019年6月25日
Published Date 2019/6/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000000484
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(公社)日本臨床工学技士会(以下,当会)は,1990年に臨床工学技士の職業倫理の高揚と学術・技術の研鑽および資質の向上を図るとともに,医療機器に支えられた医療・福祉の信頼性の向上に努め,国民の医療・福祉の発展に継続的に寄与することを目的として発足し,2012年に「公益社団法人日本臨床工学技士会」として正式に認定された.臨床工学技士法が公布されてから30年あまりの間に,医療現場ではますます医療機器が不可欠なものとなり,医療機器の使用における安全確保の観点から,医療機器の保守管理が推進され,また,生命維持管理装置を中心とした医療機器を用いる治療に関連した診療報酬が新設されるなど,臨床工学技士の活用が図られている.当会では,職能団体としての目的を達成し,世の中の期待に応えることができるように,会員一人ひとりのスキルアップを目指した研修会や認定制度を創設している.
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