特集 医療機器安全管理体制のさらなる充実を目指して─医療機器安全管理責任者配置後11年,現状と課題─
医療機器安全管理責任者の配置義務化11年を経過して ─施設全体の安全を配慮する─
髙倉 照彦
1
1亀田総合病院ME室
キーワード:
医療機器安全管理責任者
,
医療安全
,
臨床工学技士
,
保守点検
,
医療機器安全管理料
,
医療安全委員会
Keyword:
医療機器安全管理責任者
,
医療安全
,
臨床工学技士
,
保守点検
,
医療機器安全管理料
,
医療安全委員会
pp.966-976
発行日 2018年10月25日
Published Date 2018/10/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000000305
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医療機器安全管理責任者の配置が義務付けられるようになって11年が経過した.成果としては,医療施設全体で医療安全委員会と連携の下で活動できること,保守点検が義務化となり作業環境の整備が進んだこと,研修の立案がしやすくなったことなどがあげられる.また情報管理面では,医療機器の細かなクレームから診療材料の不良品に至るまで把握できるようになった.医療機器安全管理責任者が配置される以前と比べれば,施設全体が見渡せるようになったことを実感する.
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