第2特集 子どものスキンケア
小児スキンケアの勘どころ
チームで実践する小児のスキンケア指導
池邊 裕美
1
1あまの皮ふ科(熊本県) 皮膚疾患ケア看護師
pp.629-632
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2026050016
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はじめに
小児期は自我が芽生え,生活習慣が自立へ向かう重要な時期である.この時期に正しいスキンケア習慣を身につけることは,生涯にわたり皮膚状態を自ら管理する基盤となる.小児の皮膚は角質水分量が少なく皮脂腺の働きも未熟で,外的刺激の影響を受けやすい.そのため,薬物療法だけでなく,適切なスキンケア指導や悪化因子への対策が治療効果を左右する.医師が診断と治療方針を決定する一方,皮膚疾患ケア看護師は患児・保護者にわかりやすくスキンケア方法を伝え,思春期移行期には子ども自身が自己管理できるよう支援する役割を担う.本稿では,外来診療という限られた時間のなかで,治療効果を最大化するためのスキンケア指導の要点を解説する.

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