特集 身につく! 検査値のチカラ 薬学管理・服薬指導・記録にどう活かす?
検査値の見かた・使いかたエトセトラ① 薬の副作用を見つける
大森 智史
1
1エース薬局 船附店
pp.1591-1596
発行日 2023年8月5日
Published Date 2023/8/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2023090014
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Key Points
検査値より前に五感を研ぎ澄ませ,生活5領域(食事,排泄,睡眠,運動,認知)を確認せよ.
聞き取りは患者にとってわかりやすい言葉で.
検査値ありの場合は「検査値→薬→副作用」の順で考える.検査値なしの場合は「薬→検査値推定→副作用」の順で考える.
検査値は検体の状態によっては偽りの場合があり,必ずしも患者の状態を反映させているとは限らない.
検査値推定はしょせん推定である.また,検査値が得られていても幅をもって考える.検査値は絶対的なものではないが,強力な根拠であり有効に活用したい.
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