特集 不妊とくすりの現在 ここが変わった!治療法・治療薬から保険制度まで
男性不妊における薬物治療の実践 ホスホジエステラーゼ5阻害薬
小宮 顕
1
1鉄蕉会亀田総合病院 泌尿器科
キーワード:
持続勃起症
,
頭痛
,
勃起障害
,
難聴-突発性
,
不妊症-男性
,
視神経症-虚血性
,
診療ガイドライン
,
Sildenafil
,
Tadalafil
,
Phosphodiesterase 5 Inhibitors
,
薬物使用禁忌
,
勃起不全治療剤
,
ほてり
Keyword:
Infertility, Male
,
Headache
,
Erectile Dysfunction
,
Tadalafil
,
Sildenafil Citrate
,
Optic Neuropathy, Ischemic
,
Practice Guidelines as Topic
,
Contraindications, Drug
,
Hearing Loss, Sudden
,
Priapism
,
Genitourinary Agents
,
Phosphodiesterase 5 Inhibitors
pp.2561-2566
発行日 2022年9月5日
Published Date 2022/9/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022302086
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<Key Points>●勃起障害(勃起不全)に対する治療薬として、バイアグラやシアリスのようなホスホジエステラーゼ5阻害薬(PDE5阻害薬)はすでに長年にわたって使用されており、比較的安全な薬剤である。●勃起障害は不妊症の男性因子として重要な原因であり、PDE5阻害薬の治療効果が高いことが示されている。わが国の『生殖医療ガイドライン』でも使用が推奨されている。●保険適用となるには、経験のある医師による診断のもと、厳しい条件が課せられており、基本的に女性側の治療としてタイミング法が行われている場合である。
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