特集 頻用漢方薬の使いこなし 典型レシピ・奥の手レシピ
大建中湯
飯塚 徳男
1
1山口総合健診センター
キーワード:
術後合併症
,
蠕動
,
腸粘膜
,
内臓循環
,
腹痛
,
便秘
,
大建中湯
,
腹部膨満
Keyword:
Constipation
,
Abdominal Pain
,
Intestinal Mucosa
,
Peristalsis
,
Postoperative Complications
,
Splanchnic Circulation
,
Dai-kenchu-to
pp.2313-2316
発行日 2022年8月5日
Published Date 2022/8/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022265980
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>(1)この漢方処方が適応となる「主要な症候」は?下痢・便秘などの便通異常、外科手術後の麻痺性イレウスや臓器癒着に起因する蠕動不穏状態や腹痛など。(2)この漢方処方が頻用される「著効患者像」は?冷え性で便通異常や腹痛を訴える患者、あるいは術後外来で便通異常を伴う腹部膨満感や腹痛を訴える患者。(3)この漢方処方の主要な症候に対する「エビデンス」は?腸管蠕動の調節や腸管血流の増加を介して患者の便通異常を改善する。
Copyright© 2022 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.