連載
ジェネラリストのためのLGBT講座(第8回) LGBTの健康課題 学齢期におけるいじめ被害・不登校・自傷行為・自殺未遂の現状
日高 庸晴
1
1宝塚大学 看護学部
キーワード:
自殺未遂
,
思春期
,
青年
,
統計
,
自傷行為
,
女性同性愛
,
男性同性愛
,
両性愛
,
高校生
,
不登校
,
いじめ
,
性的少数者
Keyword:
Bisexuality
,
Sexual and Gender Minorities
,
Self-Injurious Behavior
,
Statistics as Topic
,
Homosexuality, Male
,
Homosexuality, Female
,
Puberty
,
Phobic Disorders
,
Suicide, Attempted
,
Adolescent
,
Bullying
pp.1432-1440
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.15104/J00821.2021037643
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Point>・いじめ被害率は高く、LGBTの多くが性的指向や性自認・性別表現に関連する言葉の暴力(verbal abuse)による被害を経験している・自傷行為のうち「刃物などでわざと自分の身体を切るなどして傷つけた」ことは全体で10.5%、10代に限定すれば22.9%であった。とりわけレズビアン、バイセクシュアル女性、トランス女性、トランス男性、FTXに高率であった。・異性愛男性と比較してゲイ・バイセクシュアル男性の自殺未遂リスクは5.98倍高い
Copyright© 2020 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.