発行日 2000年3月15日
Published Date 2000/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100047
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看護診断を取り入れていなかったら,ここまで臨床看護を発展的に進めることはできなかったであろう,と臨床の場にいて何度か考えたことがある.
それにしても,看護診断ほど,いい意味でも悪い意味でも,その出現や使用をめぐって,議論の対象になったものは珍しい.看護診断自体がまだ発展途上にあるからか,知らないことでの反発のようなものや,用い方において警鐘を鳴らすもの,また,よりよく使いたいと焦るあまりの混乱や,概念の意味を理解していくにつれての期待など,いろいろ入り交じっての議論や反応であったと思う.
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