--------------------
編集後記
石丸 哲也
pp.246
発行日 2022年9月15日
Published Date 2022/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4426201007
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
2021年7月より本誌編集委員を拝命いたしました,埼玉県立小児医療センター外科の石丸哲也と申します.本誌は外科,泌尿器科,婦人科,呼吸器外科など内視鏡手術を行う多様な領域からの投稿を受け付けていることから,当然その査読作業も各領域の著名な先生方とともに行わせていただいております.このような貴重な機会をいただき大変光栄に感じると同時に,小児外科から本委員会への参加は初と伺っており,身の引き締まる思いです.
本号には6編の症例報告が掲載されました.いずれも外科からの投稿です.私が外科研修をしていた約20年前は腹腔鏡手術が適応を拡大しながら普及していく時代でした.当時は鼠径ヘルニアと言えばメッシュプラグでしたが,鼠径ヘルニアにも腹腔鏡が導入され,さまざまな術式があることなど,他分野から学び,自分の専門領域に取り入れられそうな知識を得ることもでき,とても勉強になっています.
Copyright © 2022, JAPAN SOCIETY FOR ENDOSCOPIC SURGERY All rights reserved.