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2021年4月から編集委員に加えていただきました,川崎医科大学婦人科腫瘍学教室の太田啓明と申します.編集に関わる仕事は初めてです.まず驚いたのは婦人科の論文はあまりないだろう=仕事もないだろうと思っていたところ,予想の通り婦人科関係は少ないのですが比較的近い?ヘルニアや下部消化管の査読担当をさせていただきます.現在は,残念ながらコロナ禍の影響で全員がWEB参加での会議になっております.他科領域で専門外ですが知恵を絞り準備をしていますが,実際に出席すると専門領域であれば数枚にわたるコメント,専門外であっても少なくとも1枚に近いコメントを各委員が準備され議論となります.そんな状況ですので私も専門外が多いなか,何とかコメントを絞り出し,必死についていこうと会議に臨んでおります.26巻6号では原著1篇,症例報告6篇を掲載させていただきます.日本内視鏡外科学会総会では名物である領域横断シンポジウムが開催されます.本雑誌の編集委員会でも領域を横断した編集・議論が十分に可能です.ぜひとも領域を横断した内容の投稿をお待ちしております.
話は変わりますが,私は2021年12月2日〜4日に開催される第34回日本内視鏡外科学会総会のプログラム委員長も拝命しております.塩田 充会長と吟味し,特別講演はコロナ感染症の専門家,そしてプロゴルファーの中嶋常幸氏には“プロフェッショナルとは”の話題でお話をいただきます.さらに教育講演が2つ,会長の思いを込めた特別企画が11,そして領域横断シンポジウムを21準備いたしました.10月より全国で緊急事態宣言が解除され,ワクチンの接種状況,会場の換気環境を鑑み,演者・座長の先生方には現地で参加していただくことを先日決定いたしました.本号が発刊されるのは総会直前となっていると思います.総会はもちろん,この編集会議,ほかの学会も早く現地で聴講・議論ができることを願っております.
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