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編集後記
上原 圭介
pp.78
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4426200777
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皆様,明けましておめでとうございます.昨年1月より編集委員を拝命致しました,名古屋大学の上原です.初めての大役でまだ毎回,渡邊昌彦編集主幹をはじめ諸先輩方のご指導・ご助言を頂きながら務め,何とか無事に1年が過ぎました.
1年が過ぎるのはあっと言う間で,平成31年(令和元年)も終わり,令和2年になりました.思い返せば昭和64年(平成元年,1989年),昭和天皇が崩御されたのは私が高校3年生の時です.国民全員が喪に服し,バラエティーは自粛,消費も伸び悩む何か暗いムードの幕開けでした.そんな平成2年には山川達郎先生が日本で初めての腹腔鏡下胆囊摘出術を,平成4年には渡邊昌彦先生が腹腔鏡下大腸切除術を施行されました.しかし,腹腔鏡手術の一般化への道は決して平坦ではなく,厳しい逆風の中で普及に尽力された諸先輩方には感謝致します.
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