--------------------
編集後記
片田 夏也
pp.636
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4426200317
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
関東では梅雨も明け,まぶしい日差しが連日照りつける夏本番となってまいりました.今年度より,日本内視鏡外科学会雑誌の編集委員を拝命いたしました,東邦大学医療センター大橋病院外科の片田でございます.
私が委員に着任して,すでに数回の編集委員会が開催されました.委員会には毎回,渡邊昌彦理事長が自ら,編集主幹として出席されていることからも,本学会誌の重みを感じております.投稿論文の査読をさせて頂くと,どの論文からも著者らの創意工夫により内視鏡手術の手技をなんとか発展させ,患者さんに恩恵をもたらすことはできないかとの熱意を感じます.必ずしも規模の大きくない市中病院において,若手医師を指導しながら,自身が考案された手術手技の改善を目指されている指導医の先生の姿を思い描くとき,まさに頭の下がる思いがいたします.その真摯な想いに応えるべく,編集委員会で白熱の議論を交わし,論文の改善点などの提案をさせて頂いております.
Copyright © 2016, JAPAN SOCIETY FOR ENDOSCOPIC SURGERY All rights reserved.