緊急特集 新型コロナでどうなりましたか?
—【実録その3】—社会福祉の現場の場合
金井 聡
1
1東京ボランティア・市民活動センター
pp.320-321
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200766
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「コロナ後」の世界がどうなっていくのか、さまざまな見通しが語られている。社会生活や経済活動への制約が長引いている状況で、仮にパンデミックが一段落したとしても、かつてと同じ日常に戻ることはないのかもしれない。暮らしの中でも人との物理的な距離をとることが求められ、オンラインでのコミュニケーションやリモートワークが増えていくのだろう。
こうした変化をポジティブに捉えていこうという向きもある。だが、少なくとも現段階での医療や介護の現場では、他者との身体的な接触を避けられない。また、身体接触はなくとも、近距離での対面や空間の共有を必然的に伴う仕事もたくさんある。
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