連載 在宅看護論の実習・8
課題整理のためのノート・2―在宅看護と機器の安全な使用
川村 佐和子
1
1東京都立保健科学大学看護学科
pp.602-605
発行日 1998年8月15日
Published Date 1998/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901851
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近年,医療機器を使用しながら,在宅で生活する人々が増加している.医療制度改革の進行によって,入院期間が更に短縮していくと,この傾向はさらに加速されていくと予測される.
整備が進んでいる医療機関では,中央器材室があり,ここに医療工学技士がいて,機器の整備を担当してくれるということになっていよう.そして,一部の医療機関では,この方法を在宅療養者に対しても実施しているが,在宅療養者のほとんどがこのようなサービスを受けられるような体制にはなっていない.
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