連載 訪問看護を伝える 在宅看護実習キーポイント・第5回
バイタルサイン「その値大丈夫?」その2
清水 奈穂美
1
1滋賀医科大学医学部看護学科公衆衛生看護学講座
pp.676-679
発行日 2019年9月15日
Published Date 2019/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201269
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前回に引きつづき、実習で学生が測定するバイタルサインをテーマに、在宅看護実習のキーポイントを読み解きたいと思います。
前回は、❶訪問看護師はバイタルサインの変化をとらえ、そこから「判断」をしていること、❷「生活を見る」ということをもう一歩深め、ケアに結び付けるために情報を意味づけすること、❸バイタルサインの情報や観察したことと「病態」の知識をつなげること、この3つを、学生に気づいてもらいたいキーポイントとして挙げました。まさに「バイタルサインを看護実践につなげるまで」のスモールステップです。今回も引き続き、同じ学生の記録から読み解いていきます。
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