ほっとらいん ふろむ ほんごう
在宅看護のエビデンス確立をめざして 第3回日本在宅看護学会学術集会開催!
pp.155
発行日 2014年2月15日
Published Date 2014/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102724
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11月16日(土)、東邦大学看護学部(東京都大田区)にて、第3回日本在宅看護学会学術集会が尾﨑章子大会長(同大学同学部教授)のもと開催された。
大会長講演ではまず、座長を務めた川村佐和子氏(聖隷クリストファー大学大学院教授)より、学会の会員数が増え360名を超えたことが報告された。その後、尾﨑氏が「みんなでつくろう! 在宅看護のエビデンス」というテーマで、「睡眠」の研究について講演を行なった。日本の一般成人の5人に1人が不眠を自覚している点、在宅介護者へのアンケートでも、最もつらいことは「夜眠れないこと」という結果が出ている点を踏まえ、エビデンスに基づく「睡眠教育プログラム」の作成に至るまでの経緯を紹介した。そして、研究職と専門職と住民が一体となってパートナーシップを形成し、手を取り合って地域の問題を解決していかなければならないと締めくくった。
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