ほっとらいん ふろむ ほんごう
2025年を見据えて 訪問看護サミット2013開催!!
pp.63
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102700
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11月10日(日)、日本訪問看護財団主催、日本看護協会・全国訪問看護事業協会企画・協力による、「訪問看護サミット2013」が、東京都新宿区で開催された。参加者は、全国の訪問看護師ら延べ約1200名。「創造!2025年の訪問看護―語ろう訪問看護のビジョン」と題された今回のサミットでは、来たる2025年を見据え、産官民バラエティに富んだ登壇者により、さまざまな取り組みが紹介された。
同財団の清水嘉与子理事長は、開会の挨拶で、「訪問看護師は多職種連携における真のキーパーソンとなり、利用者に認められることを主眼に、専門的な知識・技術をもたなければいけない。そんな看護師を育てられるように財団も努力する。みなさんも各事業所で、すばらしい看護師を仲間に引き入れるよう努力していただきたい」と参加者へ向けエールを送った。また、清水理事長の紹介により登壇したたかがい恵美子氏(自民党参議院議員)は、臨時国会で進められている社会保障制度改革において、訪問看護師はこの中心にあって、これからの看護師の働き方をおおいに変えていく牽引役であり、次世代の社会の「命の砦」だとし、来年度の診療報酬改定においても、「訪問看護の機能強化」「基盤整備のための手当の充実」「周辺産業の活性化」を達成すべく、大きな声をあげていきたいと述べた。
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