ほっとらいん ふろむ ほんごう
どうなる、どうする訪問看護「訪問看護サミット2010」開催
pp.53
発行日 2011年1月15日
Published Date 2011/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101771
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日本看護協会・全国訪問看護事業協会企画・協力、日本看護振興財団主催の「訪問看護サミット2010」が11月7日、日本教育会館(東京都千代田区)において開催された。幕開けは「どうなる、どうする訪問看護」をメインテーマとして民主党・自民党・公明党・みんなの党・日本共産党・社民党の国会議員が参集したパネルディスカッション。ファシリテーターの全国訪問看護事業協会副会長・伊藤雅治氏は、ステーションがゼロの市町村が全国に約30%もあること、人材不足・待遇の問題、在宅ケアの基盤整備・需給見通しという、3団体共通の課題について説明。続いて各党代表から発言があった。
民主党の山崎摩耶氏は、訪問看護師の10万人確保とステーションの安定経営をめざすとし、今後の課題として、「急性期医療のスリム化と在宅医療推進」「ステーションの報酬体系の再構築」「訪問看護師の賃金水準を上げる」「地域の24時間対応拠点としてレスパイト・通所機能をもった複合型ステーション」「訪問看護の裁量の拡大」の5点を挙げた。
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