特集 渡す側としてのタスク・シフト/シェア 看護補助者との業務分担・協働推進のために
扉
pp.968-969
発行日 2022年12月10日
Published Date 2022/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202282
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2022 年度診療報酬改定において,看護補助者との業務分担・協働推進のための「看護補助体制充実加算」が新設され,看護補助者との協働に関する研修の受講が加算の要件として挙げられました。
しかし,タスク・シフト/シェアの取り組みを進めていく上で,看護師は業務を委譲・依頼されることには慣れていますが,自分たちの業務を委譲・依頼することには慣れていない状況があります。また,看護の質を保ちながら,多様な背景を持つ看護補助者へのタスク・シフト/シェアを効果的に進めていく上で,看護管理者が特に考慮しなければならない点は多いです。
そこで,本特集では,看護の質・医療の質を保ち,「患者にとってよい医療」を提供し続けるためのタスク・シフト/シェアを推進する上での看護補助者との協働に向けた考え方,その取り組みを紹介します。
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