NAレポート
第1回日本看護評価学会学術集会―再び歩き始める看護評価
本誌編集室
pp.397
発行日 2011年5月10日
Published Date 2011/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102054
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看護師の役割の変化と看護評価
去る3月4・5日,東京大学本郷キャンパス医学部教育研究棟にて第1回日本看護評価学会学術集会が行なわれた。
菅田勝也同学会理事長(東京大学大学院医学系研究科)の開会挨拶に次いで,草刈淳子氏(愛知県立大学名誉教授・元学長)が基調講演「わが国における看護評価の歴史と新学会への期待」において,看護評価の歴史を振り返った。看護師の役割が拡大する現在,看護評価も変化する必要があること,病院は自院の診療圏のなかでの機能だけでなく,在宅ケアを含めた二次医療圏のなかでの役割を考える必要があることなどを指摘し,今後学会が取り組むべきアジェンダを示した。
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