連載 —若手研究者による若手研究者のための—英語論文執筆のTips・10
大学院修了後も英語論文を執筆するモチベーションを保ち続けるためには
山本 瀬奈
1
1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
pp.272-278
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681202106
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はじめに
今回のテーマに関心を抱かれた皆様は,英語論文を執筆するモチベーションを,おそらくすでにおもちのはずである。それでも本稿に目を通してくださっているのは,モチベーションを実際の成果(英語論文の発表)に結びつける難しさを感じてのことではないだろうか。筆者自身も同じ悩みを抱え,思うように進められない課題に向き合いつつ研究活動に取り組んでいる。そのため,本稿を依頼いただいた当初は若干気後れし,もっと適任の方がいるのでは……とお返事した。それでも背中を押していただいたので,少しでもお役に立てることがあればと思い,同じ悩みを抱える立場から,自身の経験を振り返って紹介したい。
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