特集 いま知りたい!母子感染対策―トキソプラズマ,サイトメガロウイルスを中心に
扉
pp.519
発行日 2013年7月25日
Published Date 2013/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102509
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
妊婦健診での感染検査は,風疹,梅毒など,99%以上の施設で実施されるものもあれば,トキソプラズマやサイトメガロウイルス(CMV)のように希望者のみ,というものもあり,全国的に統一されていないのが現状です。
そのようななかで,トキソプラズマやCMVによる妊娠中の母子感染で,わが子に障害をもたせてしまったと自分を責める母親がいます。それが妊娠中の保健指導で防げていたかもしれない感染だとすれば,助産師の役割はとても大きいのです。
本特集から,妊娠中の母子感染を防ぐための取り組みを始めていただければ幸いです。
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.