連載 チャレンジ!自立と責任・5
―亀田マタニティ・レディースクリニック(兵庫県・神戸市)―20名の助産師が集まる診療所
河合 蘭
pp.454-459
発行日 2008年5月25日
Published Date 2008/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101227
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スタッフの出産率が高い
神戸市・亀田マタニティ・レディースクリニックには,クリニックとしては驚くべき数である20名の助産師がいて,約半数がママ・ミッドワイフだ。そして現在3名が妊娠中,2名が育児休暇中。さらに学生ミッドワイフも多くて,大学院生が3名。全員がフル稼働しているわけではなく常勤は現在6名だが,こんなにたくさんの助産師が集まっているクリニックはかなり珍しい。
家庭との両立が難しく潜在助産師になる人が多いことを考えると,亀田マタニティ・レディースクリニックのような存在は重要だ。多様な働き方が受け入れられるほど,働ける助産師の数は増える。
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