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NEWS DIGEST
pp.704-705
発行日 2016年8月10日
Published Date 2016/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200508
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
災害時の保健医療支える専門チーム始動
災害時に避難所などで被災者の状況や要望を把握し,被災した自治体や保健所の保健医療対策をサポートする「災害時健康危機管理支援チーム」(DHEAT)の養成を,厚生労働省が始めた。災害関連死を減らす効果などが期待される。21日に初めての研修会が福島市で開かれた。
DHEATは「Disaster Health Emergency Assistance Team」の頭文字。1チームは公衆衛生の医師と保健師,事務担当者,薬剤師,管理栄養士ら5人程度で構成。水や食料,感染症,生活支援,廃棄物などの分野で,「公衆衛生」の観点から被災地のニーズをつかみ,自治体や保健所に助言する。
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