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NEWS DIGEST
pp.836-837
発行日 2014年9月10日
Published Date 2014/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102528
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
勤務中の熱中症死
5年で124人
勤務中に熱中症で死亡した人が昨年までの5年間に124人にのぼることが厚生労働省のまとめでわかった。暑さに慣れていない作業初日や2日目の発症が多く,糖尿病など疾患のある人も4割と目立つ。4割が単独作業中で,発見の遅れもリスクを高めていた。
厚労省が,派遣や短期雇用の労働者も含めた労災死亡事例を分析した。屋内外ともに高温多湿な職場で体温が上がり,重い脱水症状などに陥っていた。発症時期は,新しい勤務場所で働き始めた初日が21人(17%),2日目が15人(12%)だった。3日目10人(8%),4日目6人(5%),5日目3人(2%)と減っていく。
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