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NEWS DIGEST
pp.738-739
発行日 2011年8月10日
Published Date 2011/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101680
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
震災後に肺炎患者4倍強
石巻周辺,汚泥乾いた粉じん原因
震災後,宮城県石巻市周辺で肺炎の患者が4倍強に増えたことが石巻赤十字病院のまとめでわかった。同病院の肺炎による入院患者は,昨年は1日平均1人だったが,震災当日の3月11日から4月20日まででは4.5人に増えた。震災後の患者の3分の2以上が避難所から来ており,8割強が70歳以上だった。
同病院や東北大などの医師,看護師らが,石巻市と東松島市,女川町の避難所を巡回診療したところ,受診した1539人のうち2割近い285人がせきやのどの痛みを訴えた。
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