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NEWS DIGEST
pp.560-561
発行日 2011年6月10日
Published Date 2011/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101636
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
外国人看護師16人合格
挑戦3年,猛勉強実り大粒の涙
経済連携協定(EPA)にもとづきインドネシアとフィリピンから受け入れた看護師候補者のうち,16人が国家試験に合格した。厚生労働省が25日発表。昨年の3人から増えた。日本人を含む全体では92%が合格したが,EPA関係の合格率は4%にすぎない。
3年前に第1陣として来日し,この夏に滞在期限を迎える91人のインドネシア人では,13人が合格した。その1人,永生病院(東京都八王子市)のデウィ・セップティヤスリニさん(27)は,図書室のパソコンで合格を確認。拍手がわき起こり,職員に抱きしめられると,大粒の涙がこぼれた。「プレッシャーはあったけれど,今は本当にうれしい。みなさんが応援してくれたおかげ」と喜ぶ。
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