特集 病態生理学・成人看護論・老人看護論の連結講義を試みて
病態生理学,治療学の視点―問題と解答・解説を含めて
美田 誠二
pp.528-529
発行日 2001年7月25日
Published Date 2001/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903857
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病態生理学,治療学の視点からみた問題作成意図
糖尿病は慢性疾患であり,特に2型糖尿病は生活習慣病の代表的疾患の1つである.長期的な経過を示す疾患であり,経時的かつ長期的な視点が単に病態生理学的,治療学的のみならず,看護学的にも要求される.こうした時間的,領域的に拡がりを持つ疾病に対しては,連結講義という形式で基礎的な医学知識と看護学的展開を結合させ提示することが,疾患・患者の全体像を理解する上で容易であり,有用な方法であると考えられる.以下に連結講義の病態生理学,治療学で行った設問,解説などを示す.
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