シンポジウム 地区のニードと保健婦業務計画—第21回日本公衆衛生学会第6分科会
特別発言
質疑応答
谷口 智子
,
大沼 雄子
,
古本 博
1
,
橋本 秀子
,
橋本 正巳
,
山本 幹夫
2
,
小島
3
,
西野 陸夫
,
石垣 純二
1稚内保健所
2順天堂大学
3岩見沢保健所
pp.46-51
発行日 1965年2月10日
Published Date 1965/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203315
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現場での実践の知恵を尊重する
先ほど,母子管理につきまして報告したのですが,いつも私の胸の中につかえておりますのは,渋谷区が4つの層に分かれているということで,高級者層と中間層と,それから低所得階層,それに昼間に人口が膨張して,夜間はほんとうに稀薄になる……こういうところを持っている保健所の保健婦といたしましては,今まで画一的な仕事を進めてまいりましたけれども,これからはもう1歩を進め,キメのこまかい,地区のいろんな問題に合った仕事をしてゆくには,どういうふうにしたらいいかということを考えておりますけれども,これはやはり,先ほどから助言の先生方がおっしゃっておりますように,保健婦だけの問題ではございませんので,保健所全体で,これから考えてゆく必要があるのではないかと考えています。
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